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表現者の交差点 Up the Moon
表現者とは、人間そのものを示す。
写真家、小説家、音楽家、仕立て屋、演劇者、学者。
いずれも生で自身を表現し、世界という名の舞台に立つことを意味する。
人は時として苦悩する。何がやりたいのか、そして自分をどうしたいのか。その都度、答えを見出している。
我々は、取捨選択を繰り返しながら道を切り拓く。それは学業であり仕事でもあり。よって道を歩み直すこともできる。
しかし零れたそれを救い上げる機会がない、共に歩む者がいない、何らかの理由で断念を強いられる。
私は、愉快な発想を持つ者と共に表現できる場所を得たい。それは展示なのか、舞台劇なのか、それとも私が想像しえない形である何かなのか。故に、足並みなんて揃えなくていい、ただ面白いと感じて集い、私が私たらしめる象徴。
月
まさにこれだ。
太陽の光を反射して煌々と輝き出でる月は、目が眩まない様に見上げ見続けれる存在。
ジリジリと焼けるような強さがなくても、陰り暗く見えなくても、必ずそこにある事象。
個々の輝きを打ち上げ何かになりたい。成れる場所。
見上げるのか、打ち上げるのか、それとも向かうのか。
それが
Up the Moon
憧れたあなた、成りたかった貴方、叶わなかった貴女
どちらも自分でどれもが過去の私であり、他人になってしまった存在
仕事をしている私、家にいるときの僕、友達と会っている俺
その全てが素の自分であること
しかし本当の自分はなんだろう
全て自分なのに、全て演じているのは他人。人間とは、表現であり芸術でありパフォーマンスでもある
日常と非日常の境界を忘れ、理想を現実にしよう
何かになれるどこかへ行ける誰かを支えれるそんな場所に
今日 月をあげよう
あなたはこの場所でなにをする
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